見た目もおしゃれな、鉄製のフライパン”スキレット”
「スキレットを使うことで、お料理が美味しくなる」
「そのままオーブンに入れることもできて便利」
「料理が温かいまま食べられる」
などと、人気を集めていますよね!
メーカーによって比較的安価なスキレットもあり、特にニトリで販売されたスキレットは一時品薄になるなど大人気でした!(現在は店頭、インターネットにて購入可能)
しかし、スキレットってお手入れが大変そう・・・。
そんなイメージがあって、購入しようか迷っている方も多いのではないでしょうか?
いざ購入しようと決めても、サイズ選びも悩むポイント・・・。
そんな方のために、スキレットの特徴やメリット・デメリット、選び方、お手入れの方法についてまとめましたので、参考にしてください♡
スキレットとは?
スキレットは厚手でがっしりとした、鋳鉄(ちゅうてつ)製のテフロン加工などがほどこされていないフライパンのことです。
テフロンなどの表面加工がされているフライパンは、加工が剥がれてしまうと使えなくなってしまいますよね?
鉄製のスキレットは、手入れ次第で一生使うことができます!
表面に油がなじんで行くほどくっつきにくくなり、使えば使うほど扱いやすくなって行くフライパンでもあります。
また、鉄に厚みがあることにより、熱がゆっくり均一に伝わる性質があり、スキレットで焼くことでお肉やハンバーグは旨味を閉じ込められ、野菜は旨味を芯から引き出されます。
鉄製のため電子レンジには入れられませんが、IH、オーブン、トースタ、魚焼きグリルにもそのまま入れることができ、食材の特徴を生かした様々な調理法に使えるほか、アウトドアなどにも最適で、万能調理器具として人気を集めています。
スキレットのメリット・デメリットは?
スキレットは普通のフライパンに比べて、どんなメリット、デメリットがあるのでか見ていきましょう!
スキレットのメリット
- そのまま食卓に出しても見た目がおしゃれ
- 料理のバリエーションが豊富
- 蓄熱性に優れているので、弱火や余熱でも調理が可能
- 蓄熱性に優れているので、食べ終わるまで料理が冷めない
- 熱伝導率がよく、高級なお肉でなくても美味しく焼ける
- アウトドアでも大活躍してくれる
スキレットのデメリット
- 重いので、あおる必要がある料理には不向き
- お手入れに手間がかかる
- そのまま食べると熱いので特に子どもには危険
鉄でできているので、重いという声は多いようです。
しかし、調理バリエーションの豊富さや、見た目の可愛さなどから、高い人気を集めているようですね。
デメリットとして多くの方があげている、「スキレットのお手入れ」。
面倒ではありますが、スキレットは使用して、手入れをしてを繰り返すことでより使いやすく育って行くフライパン!
なじんで行くのを楽しみながら使われる方も多いようですよ!
正しいお手入れをして、愛着のわくスキレットを育てることも楽しみにしては!?
スキレットのお手入れ方法
しっかりしたお手入れをしていれば、100年でも使えると言われているスキレット!
しかし、間違ったお手入れ方法で錆びさせてしまったり、割れてしまったりという危険性も・・・。
長く使える正しいお手入れ方法をご紹介します!
はじめに!共通する注意点!!
はじめのシーズニングも毎日のお手入れも共通する注意点はこちら!
- 火にかけると、持ち手はとても熱くなります!火傷に注意!いつものフライパンの調子で、素手で触れないよう気をつけましょう!
- アツアツになっているスキレットに水を入れるのは厳禁!急な温度変化でスキレットが割れる危険がありますので、気をつけましょう!
購入時(初めて使うとき)のシーズニング
まず、初めてスキレットを使用する際には、シーズニングというお手入れをしてから使用します。
このお手入れには製造工程で塗られている油や、サビ止めを取ることも含まれます。
シーズニングをせずに使用すると、お料理に変な匂いが着いてしまったり、料理がくっつき焦げ焦げになってしまう可能製がありますのでしっかりやりましょう!
メーカーによっては、シーズニングされた状態で販売されているスキレットもありますが、お店に並んでいる時間に油が酸化している可能性もあるので、再度ご家庭でシーズニングし直すことをおすすめします。
step
1洗剤とタワシを使って念入りにスキレットを洗う
step
2スキレットに半分まで水を入れ火にかけて沸騰させ、お湯を捨てる
step
3今度は水を入れずに火にかけ、焼き付けていく
*焼きが入った部分は青白く色が変わるので、全体的にそうなるまで続けます。
step
4全体の色が変わったら軽く触れる程度まで冷まし、植物油(オリーブオイルがおすすめ)を全体に(裏や持ち手も)キッチンペーパーなどで塗り込む
step
5再び火にかける 白い煙が出なくなるまで(約5分)全体(持ち手部分も)を熱する
*STEP4・5を3〜4回繰り返します
step
6鉄などの匂いを取るために、油を多めにひいて野菜クズ(茎や皮など)を野菜が少し焦げる程度まで炒め、野菜クズを捨てる
step
7スキレットが冷めたら、水を入れ沸騰させるてお湯を捨てる
*汚れが落ちなければ少し冷ましてからタワシでこする
step
8残った水分を飛ばすため再び火にかけて、冷めたら仕上げに薄くオイルを塗る
シーズニング完了!
毎日のお手入れ
続いて、料理に使った後の毎回のお手入れ方法を説明していきます。
step
1まずスキレットを触れる程度まで冷まし、キッチンペーパーなどでとれる範囲の汚れをとる
step
2水を入れて火にかけ、タワシなどでこびりついた汚れを落としお湯を捨てる
step
3残った水分を飛ばすため再び火にかけて、冷めたら仕上げに薄くオイルを塗る
お手入れ完了!
*しばらく使用しない場合は新聞紙に包んで保管しましょう!新聞紙が余分な水分を吸収してくれます。
普通のフライパンと大きく違うのが、洗剤を使わないこと!
スキレットはお湯やタワシを使って汚れを落とします、油汚れがひどい場合には熱湯を入れてこするを繰り返します。
最初のシーズニング以外は、洗剤を使わないのが基本なんですが、どうしても気になる場合、洗剤を使って洗い、シーズニングのステップ4.5の方法で油をなじませれば大丈夫なので、あまり神経質にならなくても大丈夫かと思います!
スキレットを買うときの選び方
スキレットを購入する際、どんなことに気をつけて選べば良いのでしょうか?
気をつけたいポイントとサイズ選びの目安をまとめました!
1 素材・熱伝導性
メリットでも紹介したように、スキレットの最大の特徴は熱伝導性と蓄熱性。
スキレットと呼ばれるものは、ほとんど鋳鉄(ちゅうてつ)で作られていますが、中には「陶器」で作られているものや「スキレット風フライパン」という名前で販売されている、鋳鉄製ではないフライパンもあります。
スキレットを堪能できるのは、鋳鉄製の物を選びましょう!
2 IHかどうか
ご家庭のコンロがIHの場合、IH対応のスキレットか確認しましょう。
また、IH対応となっていても、スキレットは調理法によってとても高温になるため、安全装置が働いてしまうIHでは仕様できない場合もあります。
3 大きさ・重さ
用途や家族の人数によって合うサイズが異なりますよね。
5インチ(約12㎝)〜10インチ(約25.5㎝)が一般家庭でも扱いやすいと言われています。
大きすぎるものを選んだ方が、お客さんがきた時も便利と考えがちですが、大きいと重量も増すので普段使いには不便を感じるかもしれません。
2人暮らしの家庭なら8インチ(約20.3㎝)以下のスキレットで十分だと思います。
3〜4人暮らしの家庭なら、10インチ(約25.5㎝)のスキレットがあっても邪魔にはならないでしょう!
人数分のパエリアなどの料理を作るのにもちょうどいいサイズです。
また、ハンバークやパンケーキ、目玉焼きなど1人ずつスキレットを出しておしゃれな器として使用したい場合は、5インチ(約12㎝)か6インチ5インチ(約15.2㎝)のスキレットを人数分揃えるのもいいですね!
本格派に人気!LODGE(ロッジ)のスキレット
出典:http://www.lodge-cooking.com/
アウトドア用品として、ダッチオーブンなどが有名なLODGE(ロッジ)ですが、スキレットも人気があります。
LODGE(ロッジ)のスキレットは購入後すぐに使用できるように、シーズニングされています!
▲▲人気のサイズは使い勝手が抜群な6 1/2インチ(約15.5㎝)!
一人分のハンバーグやパンケーキにちょうどいいサイズで、そのまま食卓に並べておしゃれにアツアツなお料理がたべられるところが人気のようです!
▲▲10 1/4インチ(約25.7㎝)は3〜4人家族にぴったり!
お肉を焼いたりパエリアを作ってみんなで食べれるサイズで人気を集めています。
また、10 1/4インチのスキレットをアウトドアに持って行き、パエリアやアヒージョをアウトドアで楽しむ方も多いようですよ!
お手入れをしっかりすれば100年使用できるとも言われているLODGE(ロッジ)のスキレット!
本格スキレットを育てて行くことも頼みしながら、長く使いたい方におすすめです♡
▲▲LODGEのスキレットを使って作る、レシピ本も発売されています!
使いこなせるか不安、でも使ってみたい方におすすめのニトスキ
出典:https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/8965246?ptr=item
ニトスキはニトリで販売されているスキレット。
一時期とても安価に買えるスキレットと話題になり、一時期品薄になるほどの人気でした!
そのお値段は6インチ(15㎝)で498円(税込)、19㎝で799円(税込)となんと1,000円以下!
15㎝は一人用、19㎝はみんなで食べるお肉やパエリア用としてちょうど良いサイズなのも人気となった一因です。
品質的にも、高価なスキレットに引けを取らないクオリティーで、お肉や野菜が美味しく焼けて、保温性も抜群と評判です!
スキレットを使ってみたいけれど、使いこなせるか不安、たまに使う程度で良いかなという方に!
また、加熱しないでバーニャカウダなどのお料理を盛り付ける器として使用したい!そんな方にもおすすめです♡
ニトリの公式通販サイトニトリネットより購入可能です!
▲▲ニトスキを使って作る、レシピ本も発売されています!
まとめ
いかがでしたか?
スキレットって見た目もおしゃれで、お料理が美味しく仕上がる!万能調理器具ですよね♡
今回紹介した2つのメーカのスキレット以外にも、色々なメーカからスキレットが販売されています。
安いものは100円ショップでも小さいスキレットが販売されていますし、高価なものでは有名なSTAUB(ストウブ)やル・クルーゼにも取り扱いがあります!
用途や家族構成に合わせて、あなたに合ったスキレットを見つけ、お料理の幅を広げてみませんか?
▼▼スキレットを使って作るお料理のレシピをこちらの記事で紹介しています。
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スキレット(ニトスキ)を使った人気レシピ10選!キャンプにも活用できる!
火にかけたり、そのままオーブンに入れることもできる「スキレット」。 鋳鉄(ちゅうてつ)製で熱伝導がよく、外はカリカリ中はふわふわに焼きあがる特性もあり、仕上がった料理をそのままテーブルに並べてもとって ...
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