「ファスティング」という言葉を聞いたことはありますか?
数年前から日本でも女性を中心に注目されているダイエット法のひとつです。
簡単に言ってしまうと「断食」なんですが、ファスティングはただ食べなければ良いというものでもありません。
ファスティングとは具体的にどのようなことをすれば、健康的にダイエット効果を得られるのでしょうか?
- ファスティングってどんなもの?
- ファスティングの効果って?
- ファスティングダイエットはリバウンドしない?
- ファスティング中はどんな物を飲めばいいの?
- 回復食って食べなきゃだめ?
など、ファスティングの効果や、より効果の得られるファスティング方法について紹介していきたいと思います。
ファスティングとは?断食との違いって?
ファスティング=断食
そう思っている人って結構多いのではないでしょうか?
とても簡単に説明してしまうと断食ではあるんですが、目的や方法もただの断食とは大きく異なります。
断食
何も食べ物を口にせず、水のみで過ごすこと(水もとらない場合もある)。
断食は精神的な向上などを目的に行われることが多い。
ファステティング
栄養価が高く、消化の良い飲み物のみをとって過ごす。
消化器官を休ませることで、デトックス作用や代謝酵素の活性化などを目的としている。
ファスティングで得られる5つの効果
ファスティングを行うことで、どのような効果が得られるのでしょうか?
①消化器官を休めることができる
普段の食生活で脂肪の多い食事や食べ過ぎは消化器官に負担を与え、炎症を起こすもとになります。
ファステイングをして消化器系を休ませることで、炎症が起きていた組織は再生され、栄養素を吸収しやすい状態になります。
②基礎代謝が上がりダイエット効果
ファスティングをすることで基礎代謝が上がります。
代謝を上げることで、効率良くエネルギーが消費されるようになりダイエット効果がアップ!
③免疫力が上がる
化学物質や重金属を解毒し消化を正常にするので、アレルギーの人にも効果があると言われています。
④感覚が敏感になる
普段味の濃いものを口にしていることにより麻痺している味覚を正常に戻します。
味覚だけでなく、五感や感性が研ぎ澄まされ、心の状態も穏やかで清澄なものにしてくれる効果があります。
⑤デトックス効果
普段の食生活の中で知らぬうちに蓄えてしまっている毒素を食事を断つことで体外に排出し、弱った身体の機能を回復させます。
また、食生活、食習慣により停滞してしまっている腸の動きを活性化させ、大腸にこびりついた宿便を排出し便秘解消効果もあります。
効果的な正しいファスティングダイエットやり方とは?
ファスティングは、食事をとらない(断食)期間のみを重要視するものではなく、あくまで消化器官を休めデトックス効果や代謝アップを目指すものです。
これらの効果を存分に得ることで、ダイエット効果にも繋がるというもの!
ファスティングの効果をしっかり得るためには、食事をとらない(断食)期間だけでなくその前後もとても重要とされているんです!
そのためには、「準備期」「ファスティング期」「復食期(回復期)」の3ステップを着実に行い、内臓の働きをコントロールすることが大切です。
それぞれの期間で行うべきことを見ていきましょう!
「準備期」重要な準備食!
ファスティングはいきなりスタートして良いというものではありません!!
ファスティング(断食)期間の前後がとても重要なんです!
まずは内臓を休めるための準備期間が必要になります。
準備期間は重要で、ファスティングを行う期間の倍の日数をとった方が良いと言われています。
1日のファスティングなら2日、6日間ファスティングを行うのであれば約2週間ぐらいの準備期間が必要ということに。
この準備期間はなるべく内臓に負担がかからない食事を心がけることがポイント!
具体的にどんなものを食べれば良いかと言うと、タニタ食堂でも推進されている食材「ま・ご・わ・や・さ・し・い」を基本にした食事を心がけるようにしましょう!
「ま」・・・まめ(豆富、納豆、あずきなどの豆類)
「ご」・・・ゴマ(アーモンド、くるみ、松の実など)
「わ」・・・わかめ(ひじき、のりなどの海藻類)
「や」・・・野菜
「さ」・・・魚(ファスティング直前・直後は避ける)
「し」・・・しいたけ(しめじ、エリンギ、なめこなどきのこ類)
「い」・・・いも(じゃがいも、さつまいも、山芋など芋類)
お肉などの動物性たんぱく質は消化器官に負担をかけます。
また、ファスティング前に油っこいものを多く摂ると、血中脂質が多くなり、体内の脂肪より先に血中の脂質から使われるので、ダイエット効果が出にくくなる原因となってしまいます。
ファスティング準備期間はいわゆる「精進料理」のような食事メニューを心がけ、内臓に負担をかけないようにして過ごしましょう!
「ファスティング期」
準備期間を十分に取ったらいよいよファスティングスタートです!
ファスティングは週末を利用して1日のみチャレンジする人から、30日以上の期間をとって行う人もいます。
初めてファスティングを行う方は、無理をせずに1日〜3日程度からチャレンジするようにしましょう。
ファスティング期間は、酵素ドリンクやスムージーなど栄養価が高く、吸収しやすいものを飲むようにします。
始めはやはりお腹が空いた感に襲われます。
普段食事をとることで、意識していなくても意外と多くの水分をとっているので、ファスティング中は水分不足になりがち。
なので、水も多めに飲むように心がけます。
水を多めに飲むことで、空腹感も少し紛れます。
また、軽い運動をするのもおすすめ!
体が代謝&デトックスしやすい状態になっているので効果的です。
体を動かすことで、空腹感を軽減することもできます。
しかし、無理をして体調を崩さないように注意しましょうね!
「復食期」回復食でリバウンドを防ぐ?
ファスティングが終わったら、すぐに好きなものを食べたいだけ食べたい!
しかし、それをしてしまうと頑張ったファスティングも意味がなくなってしまいます。
意味がなくなってしまうだけでなく、リバウンドの原因にも・・・。
回復食の重要ポイントは、消化器官を徐々に慣らしていくということ!
始めはお粥や重湯を腹6〜7分目までを目安に食べ、徐々に固形の食事をとるように心がけましょう。
準備食でおすすめした食材から食べ始めるようにすると良いでしょう。
ファスティングダイエットの注意点
ファスティングダイエットは、体調がよい日を選んで行うようにしましょう。
また、女性は黄体ホルモンの影響で、ファスティングによるデトックス効果やダイエット効果が出にくい時期(生理前)と出やすい時期(生理後)があります。
そういった点も注目してファスティングプランを立てることが重要です。
まとめ
ファスティングの一連の流れはご理解いただけたでしょうか?
ただご飯を食べない(断食)期間をもうければ良いというわけではないファスティング。
せっかくの努力を無駄にしないように!
しっかり理解してスタートしましょうね!
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