近頃話題のスーパーフード「ゴジベリー」!
ゴジベリーとは杏仁豆腐の上に1.2個乗っているあの赤い実のことで、「クコの実」といえばピンと来る方も多いのではないでしょうか。
ゴジベリーは、ミランダ・カーやマドンナをはじめ海外セレブが美容や健康の為に食べていることで話題を集め、スーパーフードブームもあり、日本でも美を意識する女性達を中心に人気の食材となっています。
そんなゴジベリー、ブームとはいえ私たち日本人にはあまり馴染みがなく、具体的な効能や、食べ方がわからない方が多いと思います。
そんな方のために!
- 具体的にどんな効能がある?
- 副作用はある?
- 美味しく食べる方法って?
などゴジベリーについてまとめました。
そもそもゴジベリー(クコの実)って何!?
ゴジベリーはナス科の植物の1種。
中国では不老長寿に良いとされ、古くから生薬として利用されてきた歴史があります。
今でも実だけでなく、葉や根、花までも利用されており、特に甘みのある実の部分は料理や薬酒として多く取り入れられています。
生で食べるのが最も効果的と言われるゴジベリーの実ですが、日本で手に入るものはドライタイプのものが多くなります。
ドライタイプのものでも十分に効能は得られます!
ゴジベリーの具体的な効能とは?
それでは、ゴジベリーを摂ることで実際にどのような嬉しい効果が得られるのか見ていきましょう!
1.アンチエイジング効果
ゴジベリーは肌のしみ、シワを防ぎハリを保つために必要なポリフェノールやカロテノイド、ビタミンを豊富に含み、細胞の老化を防いでくれます。
強い抗酸化作用があり、抗酸化作用レベルを数値化したORAC値(活性酸素吸収能力値)で見ると、同じくスーパーフードと呼ばれるアサイーベリーよりも優れた抗酸化作用があることがわかります。
ORAC値
ゴジベリー | 25300 |
アサイーベリー | 18500 |
クランベリー | 9580 |
リンゴ | 6680 |
レーズン | 2830 |
イチゴ | 1540 |
2.美肌効果
アンチエイジング効果同様に、強い抗酸化作用があるゴジベリーを摂り続けることで、シミや肌トラブルが軽減され、美肌効果も期待できます。
抗酸化作用の強さから、「食べる日焼け止め」とも例えられるほど!
また、ゴジベリーにはビタミンCやルチンといった、美肌作りには欠かせないコラーゲンを生成するために必要な成分も豊富に含まれています。
3.血行を良くして冷えを改善
ゴジベリーには、血行促進を促す効果のある成分、ルチンなどのビタミンPと呼ばれるフラボノイドが含まれます。
美肌効果と同じく、これらの成分がコラーゲンを生成することにより、毛細血管の強化や血流の流れをスムーズにしてくれます。
そのため、血行不良により起こる、冷えやむくみ、肩こりなどといった症状の軽減にも繋がるのです。
4.ダイエット効果
ゴジベリーには、基礎代謝をあげる効果のある成分、ビタミンB1、B2が含まれており、ダイエット効果も期待できます。
さらに脂肪の蓄積を防ぐ効果のある、ベイタンという成分を含みます。
このベイタンには、糖の吸収を防いだり、血糖値やコレステロール値の上昇を抑える効果もあるため、体の内側からダイエットをサポートし、生活習慣病の予防にも繋がります。
5.女性のホルモンバランスを整える
ゴジベリーには、女性特有の生理痛、生理不順などを改善してくれる効果もあります。
これは、β-シトステロールという女性ホルモンのバランスを整えてくれる成分が含まれているためです。
さらに、体の水分代謝に関わる機能を活発にしてくれる効果もあるため、女性の更年期に起こりがちな”ほてり”にも効果的です。
6.貧血予防
ゴジベリーには、女性が不足がちな成分「鉄分」も豊富に含むため、貧血予防にも効果があります。
7.眼精疲労回復
ゴジベリーは「食べる目薬」とも言われるほど、眼精疲労の回復にも効果があります。
ゴジベリーに含まれる成分、β-カロテンは抗酸化作用によって紫外線やスマートフォン、パソコンのブルーライトから目を守ってくれるほか、視力低下、白内障、緑内障などからも目を守ってくれる効果があると言われています。
8.髪質改善
ゴジベリーには、ポリフェノールやリノレン酸、アミノ酸が含まれており、これらの成分は先に紹介した美肌効果の他に、頭皮環境にも良い効果が得られます。
頭皮、髪質ケアとして利用されてきた歴史は古く、世界三大美女のひとり楊貴妃もお米にゴジベリーや黒ごま、漢方、黒砂糖などを煮込んだ「美髪がゆ」なるものを食べ美しい髪を維持していたとも言われているほどです。
ゴジベリーに副作用はある?
ゴジベリーに含まれる「ベイタン」という成分。
ダイエット効果の部分で紹介したように、このベイタンという成分は「脂肪の蓄積を防ぐ」「コレステロール値の上昇を抑える」「糖の吸収を抑える」など健康や美容に嬉しい効果がある反面、大量に摂取すると「月経促進」や「人工中絶薬」としての作用をもたらしてしまう可能性があります。
そのため、妊娠中や授乳中の摂取は避けた方がいいと言われています。
また、ゴジベリーには水分代謝を良くする効果があるため、胃腸が弱い方や、体内の水分量が多い方が過剰に摂取すると、お腹が緩くなってしまう可能性があります。
スーパーフードと呼ばれる食材の過剰摂取はいずれの食材も大量に食べれば良いというわけではありません。
初めてゴジベリーを摂る場合には少量から試してみることをおすすめします。
ゴジベリーを美味しく効果的に食べる方法って?
お伝えしてきたように、嬉しい効果がたくさんあるゴジベリーですがいざ毎日食べてみようと思っても、どれぐらいの量をどのように食べたらいいのか?
日本の食文化にはあまり登場しない食材なだけに悩まれる方も多いでしょう。
1日の摂取量の目安や、簡単な食べ方についてご紹介していきますね!
1日の摂取量はどれくらいがおすすめ?
ゴジベリーの1日の摂取量の目安は、大さじ1杯(約7g)です。
食べ方1・ドライフルーツとしてそのまま食べる
甘みと酸味があって食べやすいゴジベリーは、そのままドライフルーツでおやつ感覚に食べることもできます。
食べ方2・水やシロップで戻してスイーツのトッピングに
水やシロップに浸して戻したゴジベリーを、杏仁豆腐はもちろん、ゼリーやケーキ、アイスなどのスイーツにトッピングして食べる方法です。
ほんのり酸味もあるので、甘いものにも良く合います。
作り方
食べ方3・ティーバッグと一緒にカップにイン
とっても簡単な食べ方のひとつは、紅茶やハーブティーなどにゴジベリーを入れて飲むゴジベリー茶!
お茶を飲んだ後に残る柔らかくなったゴジべりーの実も食べましょう。
黒豆茶なんかも相性がいいです。
お気に入りの組み合わせを見つけてみてください♡
作り方
食べ方4・白和えや胡麻和えなどの彩りに!
ゴジベリーは和食にも合うんです!
和え物にレーズンを入れるレシピがありますよね、そんな感覚で美味しくいただけます。
見ためは彩り鮮やかに、ほんのりある甘さは味覚的にもアクセントとなってくれます。
作り方
食べ方5・レッドスムージーにプラス
近頃ダイエット効果+美容効果があると人気を集めている「レッドスムージ」をご存知ですか?
抗酸化作用を持つレッドフード(赤い色の食材)を多く取り入れて作るスムージーです。
レッドフードの中でも、栄養素豊富なゴジベリーはレッドスムージーにぴったりな食材です!
作り方
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食べ方6・炊き込みごはんにも!
美髪効果の部分でも紹介したように、世界三大美女の楊貴妃はゴマやゴジベリーを入れて煮込んだ「美髪がゆ」を食べていたと言われています。
それを現代版に食べやすくアレンジした美髪炊き込みごはんです♡
作り方(2合分)
そこにゴジベリー大さじ1、酒大さじ1、黒ごま大さじ1、塩小さじ1/2を入れ軽く混ぜます。
上に10㎝角の昆布を乗せそのまま炊飯器で炊きます。
食べ方7・炒め物やパスタにも!
ゴジベリーは中国原産の食材とあって、中華風の炒め物にも良く合います。
鳥とカシューナッツの炒め物、きくらげと卵の炒め物などにお好みの量トッピングするだけです!
また、トマト風味のパスタにトッピングしても美味しくいただけますよ!
食べ方8・ゴジベリーを使った調味料やジャムを作って食べる
酢や醤油にドライゴジベリーを入れ1日くらい置くと調味料にゴジベリーのエキスが溶け出して、自家製ゴジベリー調味料が作れます!
これらを調理の際に使うのもおすすめ!
また、水で戻したゴジベリーに砂糖を加えジャムを作っておいて毎朝パンに塗って食べるのもゴジベリーを手軽に摂る方法です♡
まとめ
今大注目のスーパーフード「ゴジベリー」。
その効果や、副作用を良く知って取り入れていくことが大切ですね!
日本ではあまり馴染みのなかった食材かもしれませんが、食べ方を見てみたら以外と気軽に普段の食事に取り入れられそうだなと思っていただけた方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、美しくて老けない体作りに!
ご自身の取り入れやすい方法で、毎日の食事にゴジベリーを取り入れてみていただければと思います。
▼▼食べ方で紹介した「レッドスムージー」手作りももちろん良いですが、手軽に作れて続けやすい粉末タイプのレッドスムージーにゴジベリーをプラスして飲むのもおすすめ!
各社のスムージーを実際に試した感想などをまとめています!