あなたは自分の平熱をご存知ですか!?
体調が悪い時にしか体温を測らないという方も多いと思いますが、ぜひ普段の平熱を測ってみてください。
36.1度、36.2度、35度台なんて方も多いのではないでしょうか。
実は理想的な体温は36.5度〜37.0度といわれているんです。
「冷え性の改善」
「免疫力アップ」
「妊活」
これらを目的に、平熱上げる努力をする人が増えていますよね。
体温を上げることは、私たちの体にとってメリットが多く、様々な目的で体温(平熱)を上げようとすることを「温活」と言い、今ではよく聞くワードになりましたよね。
毎日湯船に浸かる・冷房の温度を下げ過ぎない・下半身を温めるなども温活の1つですが、今回は毎日の基本となる食事にスポットをあて、
- 体を温める食べ物と体を冷やす食べ物の違い
- 体を温める食材
- 体を温める食材の食べ方
などをまとめました!
食事は毎日のことなので、体を温めてくれる食材を頭の片隅に置いておくことで、極端な努力をしなくても少しずつ体質が改善していくはずですよ!
平熱が上がることで得られるメリットって!?
そもそも平熱を上げることで、具体的にどのようなメリットがあるのかご存知ですか!?
免疫力アップ
平熱が1度上がることで、白血球の働きが活発になり免疫力は5〜6倍もアップすると言われています。
また、低体温である35度台はガン細胞の増殖がもっとも活発になってしまう温度でもあると言われています。
エネルギー代謝アップ
エネルギー代謝がアップし、痩せやすい体に。
また、代謝がよくなることで自律神経が整ったり、老廃物の排出(デトックス)もうまくできるようになります。
妊活・女性特有の悩み改善
「女の子は体を冷やしちゃいけない」なんてよく言われますよね。
平熱が低く代謝が悪い状態が続くことで、卵巣機能が低下し、生理不順や婦人科系の病気を引き起こす可能性もあります。
平熱を上げることで女性ホルモンのバランスも整い、生理不順や排卵障害など不妊に繋がるトラブルを予防することで、妊娠しやすい体を作ることができる為、妊活中の女性にも”温活”は注目されています。
体温を上げる食材・下げる食材の違いって?
すべての食材には体を温める『陽性食品』と体を冷やす『陰性食品』に分かれます。
それぞれの特徴を頭に置いておくことで、陽性食材を選ぶことが増え温活の第一歩に繋がるはずです!
体を温める陽性食材の特徴
陽性食材には下記のような特徴を持つ食材が多いです!(例外もあります)
- 冬が旬
- 寒冷地で育つ
- 地下で育つ
- 暖色系(赤・オレンジ・黒など)
- 水分が少ない
- 発酵食品
体を冷やす陰性食材の特徴
陰性食材には下記のような特徴を持つ食材が多いです!(例外もあります)
- 夏が旬
- 南国育ち
- 地上で育つ
- 寒色系(白・緑など)
- 水分が多い
- 化学調味料
体を温める「陽性食材」
体を温めてくれる特徴のある、陽性食材にはこのような食材が含まれます!
食材
- ショウガ
- ニンジン
- かぼちゃ
- 玉ねぎ
- ネギ
- レンコン
- ごぼう
- じゃがいも
- 山芋
- 唐辛子
- りんご
- さくらんぼ
- ぶどう
- 鮭
- 蕎麦
- 黒糖
- 醤油
- 味噌
- 納豆
- わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類
飲み物
- タンポポ茶
- タンポポコーヒー
- ゴボウ茶
- 赤ワイン
- ココア
- 黒豆茶
- ほうじ茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- 生姜湯
- 紹興酒
- 日本酒
紅茶やウーロン茶は緑茶と違って、製造過程で発酵しているお茶なので、体を温めてくれる飲み物です。
体を冷やす「陰性食材」
体を冷やしてしまう特徴のある、陰性食材にはこのような食材が含まれます!
食べ物
- キャベツ
- レタス
- トマト
- キュウリ
- ナス
- オクラ
- 大根
- 白菜
- スイカ
- メロン
- パイナップル
- バナナ
- 梨
- マンゴー
- パパイヤ
- レモン
- グレープフルーツ
- あさり
- シジミ
- 白砂糖
- 酢
- マヨネーズ
飲み物
- コーヒー
- 緑茶
- 清涼飲料水
- 牛乳
- ビール
- ウイスキー
- 焼酎
また、冬に食べるイメージの多い白菜や大根ですが、色が白く水分の多い野菜は体を冷やします。
しかし、発酵食品や唐辛子は体を温める効果があるので、キムチは体を温めてくれる食材です!
寒い時にホットコーヒーで温まるなんてイメージもあるかと思いますが、コーヒー豆は暖かい地域でしか生産できない物の為体を冷やしてしまいます。
体を温める食材の効果的な食べ方
ここまで紹介してきた体を温めてくれる陽性食材!
中でも温活にか欠かせない3つの食材をより効果的に食べる方法、調理方法をご紹介していきます。
生姜
体を温める食材の代表格的存在のショウガ!
生姜は多くの漢方薬にも使われているほど、体に良い効果があり、重宝されている食材です。
血液の循環を良くし体を芯から温めてくれるので、体温が下がっている朝にとるのがおすすめ!
また、入浴前にとる事で効率良く体を温めてくれるので、そちらもおすすめです。
暖かい紅茶に生姜を小さじ1程度入れていただく生姜紅茶が手軽でおすすめです。
甘みをプラスしたい方は、白砂糖ではなく黒糖を入れることで、相乗効果が期待できますよ♪
にんじん
内臓から体を温めてくれるニンジン!
ニンジンにはβ-カロテンという有名な栄養成分が含まれます。
β-カロテンには病気や老化の原因となる活性酸素を除去してくれる働きがあります。
しかし、このβ-カロテンは皮と実の間に一番多く含まれている為、皮を剥かないまま調理するのがおすすめ!
さらに、油で炒めることでβ-カロテンが吸収しやすくなるので、同じく体を温める効果のあるゴボウと炒めてきんぴらなどで食べるのがおすすめです。
トウガラシ
生姜と並んで体を温める食材としてメジャーなトウガラシ。
トウガラシに含まれるカプサイシンという成分には、辛みとともに体を温める効果があります。
辛い物を食べると汗をかいたりしますよね、そこからもわかるように、カプサイシンは即効性があるのが特徴で、細胞に直接働きかけることで、瞬時に体を温めてくれます。
しかし、刺激が強い食品でもあるので、食べ過ぎには注意が必要です。
我が家では、トウガラシや大量のショウガそして黒糖を使った自家製ジンジャエールを時々作っています!
寒い季節はホットジンジャエールで飲むととっても体が温まります。
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まとめ
いかがでしたか?
毎日何気なく食べている食材には、体を温める食材、冷やす食材があるんですね。
それぞれ今回紹介した食材もほんの一部で、全てを覚えるのはとても大変な事・・・。
しかし、陽性、陰性それぞれの食材の見分け方ポイントを頭に入れておくだけで、今までよりほんのちょっと気をつけられるようになりますよね!
食事は毎日するものだから、ほんの少しの気配りが温活効果の第一歩になってくれるはずですよ!
▼▼体温を上げてくれる食材を使ったレシピはこちらをご覧ください!
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