ダイエットや健康目的でスムージーを飲んでる女性も多いでしょう。
そんな女性の味方であるドリンクが、冬に冷やして飲むと身体に良くないことをご存じでしょうか?
冬のスムージーは温めて飲むと、健康的な身体に一歩近づけます。
今回は、冬におすすめのホットスムージーについて、その効果と摂り入れ方をご紹介します。
スムージーにデメリットが!?
「栄養価の高い飲み物なのに?」と思うかもしれませんが、スムージーも飲み方によってはデメリットを招きます。
冬に冷たいスムージーを飲むと胃腸が冷える
夏場は冷えた状態でおいしくいただけるスムージーも、冬に飲むときは注意したいです。
なぜなら、胃腸などの消化器官系を冷やしてしまうので、健康のために飲んだつもりが、お腹を壊してしまうことになってしまうんです。
気温が下がる冬は胃腸も冷えやすくなるため、スムージーの飲み方に注意しましょう。
お腹を壊さないために重視したいのが、素材選びです。
夏場によく使用する南国の素材は、身体の熱を冷ます効果があるため、冬季だと余計に冷やしてしまいます。
夏が旬の素材はくれぐれも冬に使わないようにしましょう。
胃腸を冷やしすぎるのはダイエットには逆効果
胃腸が冷えて消化機能が低下すると、体温が下がりやすくなり、代謝も悪くなってしまいます。
そうなると怖いのが、肥満です。
エネルギー代謝が下がって燃焼率が低下した結果、やせにくい身体になってしまいます。
ダイエット目的でスムージーを飲んでる女性は、それが逆効果になってしまうわけです。
身体が冷えると、脂肪もつきやすくなります。
体温低下で冷えた内臓を守ろうとして脂肪が増えてしまうからです。
このように、胃腸が冷えると肥満になりやすく、ダイエットしても効果が出にくい身体になるため、冬に冷めたスムージーを飲むのはおすすめできません。
胃腸が冷えるリスクも、ホットスムージーにして飲めば大丈夫。
実は温かいスムージーには、胃腸を守るほかにもたくさんのメリットがあるんです。
ホットスムージーの効果
熱を通せば大切な酵素も死んでしまいますが、それを補う効果も期待できます。
たとえば抗酸化力のアップ。
これにより肌荒れが防止でき、冬の乾燥からもお肌を守ってくれます。
アンチエイジング効果も期待できて女性としては心強いのではないでしょうか。
ホットスムージー向きの食材は「身体を温める食材」
ホットスムージーを作る場合、ホットと相性のよい食材をピックアップしましょう。
夏が旬の食材には身体を冷やす働きがありますが、反対に冬に向いた食材には身体を温める効果があります。
そんな嬉しい食材をご紹介します。
- 生姜
- ココア
- 黒砂糖
- ナッツ
- シナモン
- リンゴ
これら身体を温めてくれる食材をぜひ摂り入れてください。
温めることで素材の栄養価アップ
スムージーの素材を温めれば、もともと含まれる栄養素の力を引き出すことも可能です。
人参のカロチン
人参などに含まれるβ-カロチンは加熱によって栄養価がアップします。
抗酸化作用を持つβ-カロチンを多く摂り入れれば、肌の老化防止にもつながります。女性にとっては嬉しい効果ですよね。
リンゴのペクチン
身体を温めやすいリンゴに含まれるペクチンですが、これを加熱することで腸の働きを整えてくれます。
消化吸収率のアップで便利解消につながり、食べ物も日々おいしくいただけるでしょう。
ヨーグルトの善玉菌
温めたヨーグルトなんて変ですよね。
ところが、これによってカルシウムの吸収率がよくなり、お腹が冷えるのを防いでくれます。
それだけでなく、カルシウムには脂肪過多を招く副甲状腺ホルモンの分泌を抑える働きもあるため、たくさん吸収することで肥満防止にも役立つのです。
ホットスムージーの効果的な取り入れ方とは?
ホットスムージーは以下の方法で摂り入れると効果的です。
常温の食材をスムージーにして鍋で温める
ホットスムージーを作るときは、常温の素材を使います。
それらをスムージーにした後、鍋で温めてください。
電子レンジを使ってもOKですが、身体への影響を考えれば鍋のほうがベターです。
飲むタイミング(時間帯)は寝る前
ホットスムージーを飲むにピッタリの時間は、夜の寝る前です。
胃腸や身体がよく温まり、リラックスして眠りに入れます。
夜に飲むと胃ももたれにくくなり、朝の目覚めも良好。栄養価の高いホットスムージーは夕食代わりにもなるので、摂食につながり、胃の中も軽くしてくれます。ダイエット食としても最適です。
手軽に飲める粉末タイプだと習慣も長続き
仕事に追われる日常であれば、なかなかホットスムージーを作ろうと思っても難しいですよね。
そこでおすすめなのが、手軽に飲める粉末タイプです。
ホットスムージーを取り扱うネットショップなどを利用すれば、毎日取り入れる習慣もつきやすくなります。
身体の健康もダイエットも続けなければ意味がありませんので、飲みやすく続けやすい粉末タイプを試してみてください。
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まとめ
栄養ドリンクとして人気のスムージーも、冬に冷えたまま飲むと体温の低下を招き、体調不良を起こしてしまいます。ダイエットの効果も半減してしまうため、冬は温めて飲むようにしましょう。
スムージーは、ぜひ季節に合わせた飲み方で楽しむようにしてください。